白い一日

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    今日は朝から雪。

    横浜もおおきな雪の固まりがばさばさと降って来て
    あれよあれよという間に真っ白に。

    こんなに積もったのは、何年ぶりだろう?

    夕方には雨になって、
    車道は氷水の川みたいになっちゃって...
    あちこちでサイレンが鳴ってて、ちょっと怖かった。
    いろんなことが起こってたんだろう。

    成人式で晴れ着を着た方は、大変だったろうな。

    雪であたりが真っ白になった小学校の頃の冬の日のこととか、
    自分が成人式を迎えた日のことを
    ぼんやり思い出しながら過ごしてた。
    あの日一緒に雪の中で遊んだり、
    成人式のあと一緒に過ごした親友は、もうこの世にいないんだ。
    今日はどうしてこんなに彼女のことを思い出すんだろう。

    一年一年記憶や思い出を重ねられていることって
    すごく貴重なことなんだろう。

    成人式をすぎて、こんなに時間が経っちゃった。
    まだまだ全然大人になりきれてない気はするけれど..

    とりあえず、明日みぞれ道で転ばないようにしよう(笑)

    「いのち」の重さとはかなさ

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      サイクルロードレースファンの皆さんは、ご存知と思いますが
      昨日、ジロ・デ・イタリアというレースの中で、
      ウェイラント選手が命を落とすという悲しい事故がありました。

      レースでの落車やらケガやらはめずらしいことではなくて、
      だいたいの選手が、レースに復帰してきますし、
      レースをリタイヤしてしまうこともあるけれど、
      なんとなく「最悪の事態」なんて起きないような気分になっていました。

      昨日は、いろんな作業をしていたので、
      断片的にしか中継を見ておらず、私も深刻に考えていなくて、
      まさか、まさか、もう起き上がってこないなんて…思いませんでした。

      助からなかった、と知って、
      さらに奥さまが9月に出産予定と聞いて、
      ショックで全身の血が凍るような感覚…身体が震えました。

      まだ26歳。
      お子さんも授かり、ジロ・デ・イタリアのような大舞台に出られる選手になって、
      幸せの絶頂だったはずなのに。

      奥さまも、ご家族も、世界が闇になったかのようなショックと
      深い悲しみに沈んでいらっしゃることだろうと思います。

      でも、奥さまのお腹にお子さんが宿っていてよかった。
      DNAはお腹のお子さんに伝えられていてわけで
      思い出だけになってしまうわけではなく、
      お子さんの中に、たいせつなひとの血は生きている..。

      つらいと思いますが、前を見て生きて、
      元気なお子さんを産んでほしいです。

      報道によれば、下りで後方確認をした際に、ペダルかハンドルが壁に接触し
      バランスを崩して、落車し、縁石に前頭部を強打したとのことのようで、
      不運だった、と言うしかないのだろうと思います。

      この事故が原因で「自転車レース=危険」と思われるのは、
      ウェイラント選手自身も望まないことでしょうし、
      これからも、安全対策を講じたり、改善すべきところは改善しながら
      レースは、続けて行くことになるでしょう。

      今日の第4ステージは、喪章を付けた選手の皆さんが隊列を作り、
      競争なしで、淡々とコースを走っています。

      やはり、今日は、悲しいです。

      今年は、ひとのいのちの、重さと
      それなのに、ふっと簡単に消えてしまうこともあるというはかなさを、
      実感させられるような出来事が続きますね。

      ウェイラント選手のご冥福を、お祈り申し上げます。

      12月18日

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        今日がもうすぐ終わります。

        いのちってものの大切さと、
        いのちってもののはかなさを
        しみじみ考えた一日でした。

        右京さんのお人柄を思うと、仲間を置いて、下山する気持ちが
        どれだけ、つらかったことか。
        どれだけ、ご自分を責められたかと思うと...

        実は、今週水曜、トークショーの休憩時間に、
        お世話になった方の訃報が入って来て、
        あまりのショックに、私が現場を見失いそうになったことがありました。
        その方は、まだ41歳。
        私は存じ上げていなかったのですが、闘病の末での他界だったそうです。

        今日は、'56年に、日本が国連への加盟を認められた日とか。
        その前には、戦争という、悲しい歴史があり、
        また、いのちの捉え方も、違ったことでしょう。

        この世に、人間として生を受けたのも奇跡。
        この平和な国に生まれ、ここまで生きて来られたのも奇跡。

        いつ天災に襲われるかもわからないわけで、
        奇跡続きのこの暮らしの中で、
        一日、一日を大切に、生きていかなくては。

        まだ、発見されていないお二人に関しては、
        明日、うれしい奇跡が起きますように。

        余談ですが、今日は、我が姉やら、の誕生日です。
        誕生日のありがたさも、改めて考えたりしました。

        さて、今日はもう、寝ましょうか。
        今週も一週間、お疲れさまでした!

        おやすみなさい....
        よき、週末を。

        うららかな日に。

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          昨日は、知人のお葬式でした。
          出勤して来ないので、心配してお母様にお部屋を開けていただいたら、
          中で倒れて、亡くなっていたそうです。

          まだ、28歳。

          去年のホノルルのセンチュリーライドツアーにも参加してくださって、
          最後のエイドステーションまでなんとなく同じペースで走ってたの。
          彼女は、初めてのトライだったから、事前講習会のあと、
          レーパンがなくちゃまずい!って現地で調達したり...
          なんかいろいろ覚えてる。

          風邪もひかなさそうなイメージだったから、信じられなくて
          携帯に「ホントなの?」って、メールしてみようかと思ったくらい。

          でも、祭壇と焼香台に飾られてた、今にも話しかけてきそうな、
          私が知ってる彼女そのままの写真を見て、凍り付きそうになった。
          本当に、仏さまになっちゃったんだ...

          あまりのことに、涙が止まらなくて、
          気がついたら、着ていた黒いジャケットとワンピースの間に
          水滴がたまってキラキラ光ってた。

          忘年会のとき、ひつじのぬいぐるみ型のハンドバッグを
          持って来てたの。それがやたらと愛らしくって、
          そのひつじのおちょぼ口に指を入れて遊んでたっけ。

          彼女の棺には、ぬいぐるみや、本が入れられて、
          スパンコールのついたおしゃれな黒のスリップドレスがかけられてた。
          もっと、こんなおしゃれして、出かけたかったね。

          出棺を前に、ロビーで待つ私たちのところに
          最後のお別れをするご親族の、悲痛な嗚咽が響いて来る。

          それとはうらはらに、外は、春のぽかぽか陽気で、
          竹林が、おどけたようにさわさわ葉っぱを揺らしてた。

          これ以上泣かないように、と、外を眺めながら
          ぼんやり、こっちが彼女かも、って思った。
          悲しい顔や、苦しい顔が、極端に似合わない女性だった。

          胸に、心臓の音が、とくとくしてたり、
          触ったらあったかいってことって、
          当たり前のようで、なんてすばらしいことなんだろう?

          いのちが果てる瞬間、ヒトは何を思うのか、わからないけど、
          最期に、ここまで、できることはやって来たよって思えるように、
          生きている間に、できるだけのことをして行こう。


          天国に行っても、あの笑顔を、みんなに見せていてくださいね。
          どうか、やすらかに....

          祝うということ。

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            たぶん、気が抜けた(笑)
            今日はなんもする気にならなくって、ひたすら眠い...

            おめでたい話の翌日に、悲しい話なんだけど、
            読める方だけ、読んでください。

            「自転車生活」のロケで熊本行きの寝台特急に乗る前夜、
            もう日付が変わった頃、実家の父から連絡があったの。
            小学校1年からの親友が、亡くなって、明日通夜だって。
            あまりにびっくりして、取り乱して、
            お風呂に入ったけど、カラダが温まらなくて、
            アルコールを飲んでみたけど、眠れなかった。

            昔は、飽きることもなく、毎日、毎日一緒に遊んでた。
            彼女の誕生日も血液型も、家の住所も電話番号も、
            私はまだ、全部ソラで言える。

            電車の出発時間の関係から、お通夜には間に合わない。

            もし、誰かに会えたなら、と、会場のお寺に行ってみた。
            大きな白い看板が立っていて、黒い文字で、大きく
            彼女の名前と「通夜会場」って書かれてた。

            お通夜と知ってて行ったはずなのに、
            一気に現実のものになって、
            心臓がつかみあげられるような気がした。

            ご家族はまだいらしておらず、業者の方だけがいた。
            でも、彼女は、もうそこに到着してた。

            涙が止まらなくて、アタマが真っ白になって、
            お線香の上げ方がわかんなくなって、
            「お線香って、どうやってあげるんでしたっけ?」
            ひっくひっくしながら、思わず、へらへらと笑った。

            彼女はホントにやせて、別人のようだった。
            一瞬、人間違いかと思った。
            でも、そんなハズはない。

            いくつか、コトバをかけて、
            ねぇ、幸せになってねってもう一回手を合わせて、
            業者の方にお礼を言って、会場を後にした。

            私が長いこと入院してたときは、
            お見舞いに来て、元気づけてくれてたのに。

            彼女は、大学を出てから、ひどくやせてしまって、
            入院したりしてたから、心配だったけど、
            この忙しさもあって、しばらく連絡を取っていなくて、
            どうしてるだろうって時々思い出していたの。
            ご実家に今の住所を教えてもらって、
            今年は、年賀状を出そうって思ってたのに。

            お通夜に行ってくれた母に、夜連絡したら、
            彼女は、私の本を買ってくれてたそうよ、って。

            泣けた。
            どんな思いで、読んでくれたんだろう?

            あとから友人に聞いたら「自転車生活」の表紙に
            していただいてたことも知ってたみたい。

            もっと連絡を取っていればよかった。

            すごく、思ったんだ。
            限りある人生、辛いこともあるし、
            実は普通に生きて行くのって、すごく大変だったりするから、
            おめでたいことは、ちゃんとお祝いしなくちゃだめだって。

            おめでたいことや、楽しいことを
            つながってるみんなで、しっかり祝って、楽しむことで、
            生きて行くことって、すごく楽になって
            すばらしいものになって行くんじゃないかなって。

            生きて行く、ひとつひとつを大切にしようと思った。

            大切なものや、大切なひとが増えると、
            きっと、強くもなっていくよね。

            この若さで、この世を去った彼女のためにも、
            しっかり、生きて行こう。

            あの頃の楽しかった思い出はいつまでも忘れないよ。

            すべての辛いものから解放されて、彼女が、
            天国でしあわせに満たされることを祈っています。

            もうすぐ、開幕。

            0
              日付が変わっちゃった。

              いよいよ、ジャパンカップが幕を開けます。

              打ち合わせを終え、ホテルに帰って来て
              軽く夕飯をつまみながら、お借りした資料を見て、
              いろいろ明日の準備を済ませました。

              この2日間、当初予想していたよりも、
              はるかに、重要な役割を担うカタチになっており、
              小心者につき、また、プチパニックになっています^^;

              実は今回、英語の通訳さんが来れないことになってしまい
              急遽、忙しさにかまけて退化しきった
              私の英語で対応することになっちゃったんです。

              半泣きで、できる限りの準備をして、宇都宮入りしたら
              通訳さんが来られることになっていて
              「なんだよぉぉ〜慌てふためいて準備して損したぁ〜」と、
              がっくり、嬉しい不満を感じつつ、安心し切って、
              頭の中に詰めたものをすっ飛ばして、ほけほけしてたら
              また来られないことになって....

              もうあの危機的モードが戻らない...
              っていうか、もともと詰め込めてないし...

              ああ、明日が怖いです。

              英語チームに限らずとも、短い時間の中で
              自転車を知らない方にも、各チームの特徴と魅力を感じてもらうには?
              どうしたらいいんだろう...

              いろいろ、変更事項もあったりで、やっぱり、パニックです。

              非力ながら、がんばります。

              明日は6時半出発。

              もう寝ておかなくちゃ。

              一周走ったら、妙案もひらめくかな。

              今日明日、神様が降りて来てくれますように。

              「選びとる力」

              0
                昨夜から豪雨で、今日の屋外撮影が
                急遽キャンセルになった。
                スケジュールが押して、苦しくなっちゃうかな。

                今日は一日中電話とメールをしてた。
                金曜から、ホノルルだよ!?
                やばい、全部秒読みだ....

                優れてるヒトってのは「選びとる」ってことに長けてる。
                ちゃんと選びとれるから、いざというとき力が出せる。
                守るべきもの、捨てるべきものを見極められるんだよね。
                そーゆーヒトってすごいと思う。

                私は、胸を張って言うが、その点ダメダメである。

                わりとアンテナと嗅覚頼りで生きてるくせに、
                いつも好きなものを選んでるわけでもなくて
                苦手なもの、プラスにならないものを選んで、
                すごいガマンしてたり、自分でも意味不明だ。

                私の場合「枠」自体が存在してないんだから、
                もう、意識的に選びとって行かないとダメだよねー。

                当然、いつも自分に正直に、なんて無理なんだろうけど、
                ココロの赴くままに、自分のために、
                ひとつひとつ選んで行ったら、どこにたどりつくんだろ?
                そこには、ハッピーな環境があるのかなぁ。
                それとも、ムチャムチャになっちゃうのかなぁ。

                さて、明日はOVEのフィットネスライドです。
                参加される皆さん、楽しく走りましょうね。

                「願い」と「夢」

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                  学生時代に入ってた能のサークルが
                  60周年記念誌を作るから、
                  私がいた時代の資料を提供してくれと言われていたので
                  今日は実家に家捜しに行った。

                  私がいた部屋は、もう片付けられてるので、
                  かなりの捜索が必要な気配...
                  写真や名簿や謡本やメモは見つかったんだけど、
                  要の「番組」(演目表のこと)が本棚にもなくて、
                  物置の中の段ボールも探したけど
                  やっぱり、見つからなかった。
                  仕方ない、許してもらおう。

                  改めて、自分が残して行ったモノたちを見てみると
                  ホントにいろんなことに手を出して来たんだなと苦笑する。
                  どれも、中途半端なんだよねー。

                  ホコリ吸っちゃって、ちょっとダメな感じ(+_+;)
                  でも、ついでだし、ちょっとだけ自転車乗りにいった。

                  少年野球が練習してて

                  ネットに「夢」って掲げてあった。

                  夢か。
                  だいそれた「夢」なんて、描けない子供だったな。
                  物ゴコロついてからは、ずっと、いつも何かに
                  一生懸命になって生きていた気がするけど。

                  でも、語尾が「ように」で終わる「願い」ならたくさんある。
                  「願い」の親玉が「夢」なのかな。

                  一番叶えたい「願い」が、叶えられますように。
                  ってさ、願うより、努力しろってか(笑)

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