「いのち」の重さとはかなさ

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    サイクルロードレースファンの皆さんは、ご存知と思いますが
    昨日、ジロ・デ・イタリアというレースの中で、
    ウェイラント選手が命を落とすという悲しい事故がありました。

    レースでの落車やらケガやらはめずらしいことではなくて、
    だいたいの選手が、レースに復帰してきますし、
    レースをリタイヤしてしまうこともあるけれど、
    なんとなく「最悪の事態」なんて起きないような気分になっていました。

    昨日は、いろんな作業をしていたので、
    断片的にしか中継を見ておらず、私も深刻に考えていなくて、
    まさか、まさか、もう起き上がってこないなんて…思いませんでした。

    助からなかった、と知って、
    さらに奥さまが9月に出産予定と聞いて、
    ショックで全身の血が凍るような感覚…身体が震えました。

    まだ26歳。
    お子さんも授かり、ジロ・デ・イタリアのような大舞台に出られる選手になって、
    幸せの絶頂だったはずなのに。

    奥さまも、ご家族も、世界が闇になったかのようなショックと
    深い悲しみに沈んでいらっしゃることだろうと思います。

    でも、奥さまのお腹にお子さんが宿っていてよかった。
    DNAはお腹のお子さんに伝えられていてわけで
    思い出だけになってしまうわけではなく、
    お子さんの中に、たいせつなひとの血は生きている..。

    つらいと思いますが、前を見て生きて、
    元気なお子さんを産んでほしいです。

    報道によれば、下りで後方確認をした際に、ペダルかハンドルが壁に接触し
    バランスを崩して、落車し、縁石に前頭部を強打したとのことのようで、
    不運だった、と言うしかないのだろうと思います。

    この事故が原因で「自転車レース=危険」と思われるのは、
    ウェイラント選手自身も望まないことでしょうし、
    これからも、安全対策を講じたり、改善すべきところは改善しながら
    レースは、続けて行くことになるでしょう。

    今日の第4ステージは、喪章を付けた選手の皆さんが隊列を作り、
    競争なしで、淡々とコースを走っています。

    やはり、今日は、悲しいです。

    今年は、ひとのいのちの、重さと
    それなのに、ふっと簡単に消えてしまうこともあるというはかなさを、
    実感させられるような出来事が続きますね。

    ウェイラント選手のご冥福を、お祈り申し上げます。

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    コメント
    色々考えてしまいますね。
    この春、友人も落車に巻き込まれ、一人は腰椎骨折で入院しています。
    もう一人の友人はしたたか頭を打ってCTスキャンを受けてます。
    でも、言えることは、ヘルメットを被っていたので、頭部は大丈夫だったこと。パックリ割れたメットは、自戒のために部屋に飾るそうです。
    自転車に乗る人は、ヘルメットを被って欲しい。そして逆走はやめて欲しい。安全に、安全に走りましょう。
    • Buchi
    • 2011/05/10 11:47 PM
    ちょうど、先日落車た私に突っ込んだ友人が骨折。
    私は擦過傷で済みました。
    自転車って怖いと改めて感じた矢先、ウェラント選手の事故。
    放送見ていて、ものすごいショックを受けました。
    自転車=危険 って、考えてしまうのはウェラント選手も本望ではないと思います。
    骨折した友人、ウェラント選手、今後一層安全に気をつけて走りたいと思います。
    実は私も一昨年、自動車に激突して、大事には至らなかったのですが、ヘルメットはぱっくり割れました。
    前の方と同じく、自分への戒めの為部屋に置いています。

    ウェラント選手のご冥福をお祈りします。
    • うめ@違駄天
    • 2011/05/11 12:28 AM
    ウェイラントさんのご冥福を祈ります。
    そして奥様が無事にご出産されますように、日本から祈っています。

    プロスポーツと日常走る私達、危険度は違っても死と隣り合わせ、という事は変わらないのを改めて思い知らされました。
    完全に危険を取り去る事は出来なくても、どうやって安全に近づけるか、出来ることから考えていこうと思います。

    命あってのレース、命あっての自転車。選手の皆様も、自転車を愛する皆様も、どうか事故で命を落とす事のないよう願っています。
    • Hani
    • 2011/05/11 6:55 AM
    自分も中学のとき練習中に車とぶつかり両膝に水がたまり、背骨が数箇所骨折して約2ヶ月間入院していたことがあります。
    自分の自転車はもちろん相手の車は廃車になるくらいの激しい事故でしたが、生きていれば笑い話(?
    )ですみます。
    やっぱ死んじゃイカンよね。
    ウェラント選手のご冥福をお祈りします。


    • 安全第一
    • 2011/05/11 8:56 AM
    何事も事故の発生は避けられないかもしれませが、
    やはり落命となると心が痛みます。
    日本においてもモータースポーツなどで
    前途ある若者が命を落とすことがあります。
    しかし、その志は引き継がれますし
    いっそうの安全が配慮せれます。

    一般の自転車ライドにおいて危険が多い事に
    憂慮してます。自分もCRのブライントの所で右側通行の自転車と接触して転倒。ホイールを曲げたのとヘリメットを割った事があります。
    一人一人の心がけでより安全が保たれる事を
    願います。

    ウェイラント選手のご冥福を祈り致します。





    • エスプロ
    • 2011/05/11 9:02 AM
    そうですか。そんな悲しい(ノ_・。)事があったのですね。残念だと思います。ジロ・デ・イタリアの事は以前サイクル工房にいたときツールドフランスの次ぐらいに素晴らしいレースだよ、と聞いていました。

    そして最近日本でも一般の方の自転車の事故が多いと思います。私も渋谷にいたときお客様が事故を起こし自転車を持ってきます。いろいろな自転車、様々な事故を起こした自転車、いったいどういう乗り方をしていたのか? 不思議なくらい変形した物もありました。工房のメカニックもア然とすることもしばしばでした。必ずしも乗り手が必ず悪い(=_=靴箸呂い┐覆い隼廚い泙后0里修Δ覆海判劼戮討靴泙い垢い泙擦鵝8代さん元気出してください。笑顔が素敵なのですから。
    • 保土ヶ谷のしらせ
    • 2011/05/11 9:52 AM
    とても悲しい出来事です。
    レースに深く関わる者として、改めて安全に対して考えさせられました。
    彼の死を無駄にしないためにも、これからも私たちは、この素晴らしいスポーツを続けていかなくてはなりません。
    今は彼の冥福を祈るばかりです。
    • com-1
    • 2011/05/12 12:43 AM
    【どうするべきなのか】
    振り向きっぱなしにすることを避けるようしなければならない。
    レースではどうしても、長時間振り返ることになるだろう、チームメイト待ち、サービスカー待ち、後方の選手が誰なのか、振り返り確認したいことが山ほどある。
    1つ
    人がどれだけの間目線を移したら、落車のリスクがたかまるのか、科学的な検証が必要だ
    2つ
    検証結果をもとに、進路妨害やドーピングのチェックと同じく、違反行為対象として広く自転車界の常識としていく。
    自分なりにこんなことを考えた。

    【議論は広く深く、行動は今すぐ】
    明日からの自分のライディングが、自分の生命を守り、他人にも迷惑をかけない。
    しかも死とは隣合わせであることをもう一度心に刻んで、わが人生の楽園、スポーツライドを楽しんでいこう。
    こういう出来事があると、ヘルメットの重要性を
    改めて思いますよね。
    私も知人が数名事故にあい、ヘルメットをかぶっていなかったら
    最悪の事態になっていた可能性があった...なんてことを伺いました。

    みんなが安全に自転車を楽しんでくれるよう、
    正しい情報を伝えていきたいですね。>Buchiさま

    そんな事故があったんですね...
    自分で体験すると、怖さがしみますよね...
    一回、そういう経験をすると、慎重に乗るようにはなりますが、
    自転車に乗り始めた方々には楽しさだけでなく
    「危険」の可能性も伝えなくてはと思います。>うめ@偉駄天さま

    私は、選手ではないので、レース中の危険の回避法などは
    自分には現実的な意味は、わかりっこないかもと思うのですが、
    選手の皆さんがレースの進行に集中しているときでも、
    危険を回避できるような取り組みはしていかなくてはと思います。

    こんな事故が、二度と起こらないことを、祈りたいです。
    >Haniさま

    そんな事故に遭われていたんですか???
    すごい経験ですね...
    後遺症などは、残っていないのでしょうか。

    命を落とすようなことがあってはいけませんよね。
    残された人たちが、あまりにつらいです。

    レース中でも、街でも、
    そんなことが起こらないように、真剣に対策しなくてはです、ね。
    >安全第一さま

    事故っていうのは、一瞬の気のゆるみから
    起こるものなのでしょうか。
    なんというか、ゆるみというよりは、意識の空白、
    みたいな気がします。
    あとから、どうしてあんなことが起きたんだろう?って思うような。
    不運が重なるんですよね...

    つらい事故です。
    ひとりひとり、安全を心がけられるように、して行かなくてはと思います。>エスプロさま

    起こるべくして起きた事故もある、ということでしょうか。
    街を走る中では、絶句するような乗り方をされるひとにも
    実際に遭遇しますし...

    事故を減らす努力はしていきたいですね。
    自賠責保険に入っていただくことも、大切ですし。
    >保土ヶ谷のしらせさま

    そうですよね。
    実際に、危険と背中合わせという面も持つ競技ですから、
    十分な対策をしなくては...

    レースの魅力を伝えていくことも大切ですし、
    出走される皆さんに、十分な注意を喚起していくことも大切です。
    プロ選手にも、一般の選手のみなさんにも....>com-1さま

    具体的なご提案をありがとうございます。
    レース運営に関わる皆で、
    真剣に検討していかなくてはいけませんね。
    改善されるべきところは、
    改善されていきますように。>Sugiyamaさま
    • Kinuyo
    • 2011/05/13 12:22 AM
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