自転車の走る場所って?

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    今日は安全で快適な自転車利用環境の創出の促進に関する検討委員会でした。

    今日はパブリックコメントでお寄せいただいた内容を受けて、
    審議するというものだったのですが、
    通常パブリックコメントでお寄せいただく数よりも、
    かなり多くのご意見をちょうだいし、
    中身もしっかりと濃いものが多かったということです。

    関心の高さを計り知るとともに、しっかりと受け止め、
    よりよい今後につながる形を作っていかなければいけないと
    関係者一同、思いを新たにしてきました。

    パブリックコメントと今日の話し合いを受けて、修正されたものが
    年度内には公開されるということです。

    パブリックコメントでは、様々な立場の方々からご意見をいただき、
    自転車をどうするかという問題って、
    本当に本当に大変なんだなぁと改めて感じました。

    今回のパブリックコメントの直接の対象となることではなかったのですが、
    「自転車はどこを走るのか?」という課題につながるご意見が多く、
    やはり切実な課題として、浮き上がってくるのだなあと認識しました。

    自転車の走る場所は、もちろん歩道ではありません。
    これは私が自転車乗りだから、ということではなく、
    歩道を走ってくる自転車は本当に脅威なんです。
    妊娠したり、子供を持ってみて初めて、どこにでも現れる自転車の恐ろしさを痛感しました。

    今日も帰り道、歩道を歩いていたら、私の傍1cmくらいのところを
    後ろからやってきた立ち漕ぎのママチャリがスレスレですり抜けて行って
    思わず「怖い!!」と声をあげて、立ちすくみました。
    歩道を安全に歩く権利は、すべての歩行者にあると思うんですよね。

    「自転車を歩道から車道に下ろして、命の危険にさらすのか」
    というご意見は、あちこちで耳にします。
    特に「ママチャリや、子供乗せ自転車を車道に下ろすなんて無理だ」と
    言われるんですが、私の暮らすエリアには、歩道を力走してくる子供乗せ自転車が非常に多く
    「ママチャリや子供乗せ自転車=弱者で被害者」ということは成り立たないと感じます。

    すれ違いなんて不可能な細い歩道を無理やり走ってくる自転車も多く、
    マンションや店舗から人が出てくる可能性もあり、
    避けようとしてバランスを崩して自分も車道に吹っ飛ぶかもしれないし、
    よっぽど車道を走った方が安全なのに...といつも思うんです。

    実際、交差点などで歩道から飛び出してくる自転車はクルマからは気づきづらく、
    反応が遅れるため、本当に危険で、事故の原因にもなっています。

    じゃぁ、自転車は「自転車通行可」の歩道に限定して、「徐行」と言える速度で、
    ルールを守って乗っているのかというと、そんな自転車、見たことがないのも現実。。

    現時点で、そんなに配慮しないでも走れてしまっている歩道の居心地がよく、
    「車道におろされる」ということへの拒絶が、強いんですよね。

    幅寄せしてきたり、暴言を吐くドライバーさんはいまだにいるようですし
    ビュンビュン車がすり抜ける横を、路面状態もよくない中で走る、
    となると、やっぱり「勇気が必要」ということになるのでしょう。
    自転車レーンを作ったり、路面に矢羽根を描いたとしても
    ドライバーは守ってくれるかどうかわからない、と。

    正直、私も自転車で交差点に差し掛かり、悩んでしまうことは多々ありますし、
    車道の左側に居場所がどうにも見つからず、ママチャリの場合は特に
    「自分が歩道に上がるのが一番平和かな」と空気を読んで歩道に上がることもあります。

    こうなると、「自転車はどこを走るか」を「安全」を叶えた形で実現させるには
    ドライバーさんが、自転車の存在を認識して、
    自転車と共存するような走り方をしてくれるかどうか、
    ってところが、最大のポイントになるのでしょうか。

    もちろん、自転車が意思表示をしながら、まともに走れるのか、
    という、自転車のテクニック的なところも大切なんですが。

    そこを放棄するなら、
    「歩行者優先、かつ徐行」というところをしっかり守って歩道上を進んでください、
    ということですよね。。

    「大変」と言いつつ、書いてみると、しごく当たり前のことなんです(笑)
    でもこの当たり前っぽいことが、実はとても難しい。。
    これまで自転車が歩道を、クルマは車道を、自由に気持ち良く走ってきた歴史がありますから。

    自転車に乗る人にも、クルマに乗る人にも、みんなが安全に道路を使うためのルールを
    「伝える」→「理解してもらう」→「納得してもらう」→「守ってもらう」
    というのを実現するには、どうしたらいいのでしょうね?

    各自治体さんに、これをかなえるために必要な環境を整えてもらうための提言をするのが
    今回の委員会なわけですが、ハード面だけを整えても、やはり現実的ではないということで、
    この次は、「いかに守ってもらうか」など、ソフト面のことを話し合うことになります。

    「伝える」→「理解してもらう」→「納得してもらう」→「守ってもらう」
    という進展がないと、環境を整えても、機能しませんよね。
    さらに外国からのお客さまも増えていくわけですし!

    これから、自治体さんをはじめ、日本中が、安全な環境作りに合意して、
    変えていこう、という動きが出てくることを祈ります。

    今さらの内容かもしれませんが、書いてみました。

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