高木さん、ありがとうございました
フォトグラファーの高木秀彰さんが他界されました。
信じられないし、信じたくないです。
これまで、本当にいろんなことでお世話になりました。
どんなお願いをしても、あの笑顔で受け入れてくださり、
レース会場で会って挨拶をしても、いつも温かい笑顔で。
なんの恩返しもできていないのに、
いなくなってしまったなんて。
連絡が取れなくなったことを聞いて、すごく不安でした。
今日の夕方、恐れていた訃報を聞いて、涙が止まらなくて。
空港の隅で、泣きじゃくってしまいました。
私が担当する連載とか、企画でも、お願いして各所から提供されるお写真は
高木さんのものだったことが多いです。
和歌山の毎日新聞に掲載するために
SPORTS PRODUCE 熊野さまにご提供いただいたこの写真も
高木さんのものでした。
ニコニコしながら、撮られたんだろうな。
那須の全日本の盛り上げのための資料だったり、
これまでお写真をご提供いただいた回数は数え切れません。
レースの写真でもお世話にもなりましたが、
結婚した時、お祝いにと野辺山で撮影したという
満点の星の夜空の写真を大きく引き伸ばしたものを
ちょっと恥ずかしそうにプレゼントしてくれたんです。
すごく美しい写真で、どれだけ寒い中、撮られたのだろうかと。。
びっくりして、すごくすごくうれしくて、お礼を言ったら、
またはにかんだ感じで、微笑んでくれました。
スポーツについて広く伝えるのに、写真という要素は不可欠です。
写真って、そのシーンをフレームで切り取る方が
魅力的に撮ろう、伝えようと思っているかどうかって、すごく大きいと思うんです。
高木さんは国内津々浦々のいろんなカテゴリーのレースを撮って、伝えてくださっていて、
本当にありがたいことだったんですね。
情熱とはうらはらに、大きな負担がかかっていたのでしょうか。
これから、レース会場に高木さんがいなくなってしまいます。
なんだか想像できません。
でも、高木さんの想いを継いで、
伝えていかなくてはいけませんよね。
高木さん、これまで本当にありがとうございました。
どうか、どうか、安らかにお休みください。
- 2017.10.15 Sunday
- My life
- 00:15
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- by Kinuyo