「初山翔を送る会」と2019を終えて。

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    2019年が終わってしまいましたね。あっという間だった。

     

    29日に初山翔選手の自作自演引退パーティーがあり、

    光栄にも、村上純平さんとMCを務めさせていただきました。

     

    基本的には、初山選手が全部企画、運営する方向と聞いていたのですが、

    やる気満々な選手仲間たちと、この会に協力したい方々の熱意があり、

    裏の実行委員会が作られて、連日ミーティングを重ねていたようです。

    皆が'19シーズン最後のレースや仕事を終え、参加できる日程ということで

    この日になったようなのですが、この暮れの時期でも、参加希望者は早々に定員に達し、

    締め切ってからも「どうしても」という方々が多く、2フロアーを貸切にして、

    どうにか120名ほどのみなさんを収容しての開催という形になりました。

    (T.TONEGAWA)

    「ゲスト」という形になった選手たちの顔ぶれが豪華で!

    さらに、ゲームにも積極的に参加して、会を盛り上げてくれました。

     

    パンスト引き大会は「引き」が強すぎて、パンストが見たことのないちぎれ方をし、

    かぶってたたいてじゃんけんぽんに企画変更。

    (T.TONEGAWA)

    (井上さん、お写真をありがとうございます!)

    私も進行しながら、笑い転げました。。。

    (井上さん、お写真をありがとうございます!)

    初山も出ろということで、引っ張り出されてきたけれど、

    なぜかじゃんけん自体に負け続けて、ヘルメット被りがプロ化!

    完全に確率統計論をくつがえす負けっぷりでした(笑)

    ゲーム終了後、来場者の皆さんがじゃんけんを試しに来たけど、

    ここでも全員に負けるというミラクルが。

    本人曰く「サービス精神」だったらしい。

     

    このあと、初山選手が引退理由を語る時間となり、沸きに沸いていた会場が、

    話を聴くために、シンと静まりました。

    (T.TONEGAWA)

    パーティーとしては、かなり稀で、

    進行しながら、当然ですが、来場してくださった皆さんは、

    思いを持って全国からお越しくださっているのだと感じました。

     

    引退を決めたのは、10月初旬だった、と。

    ここまで、「少しでも、前年を上回る」ことを目標にやってきたそうです。

    三大グランツールのひとつ、ジロデイタリアで単独逃げを成功させ、

    ガゼッタ紙を始め、世界のメディアに注目された今年。

    来年、ここを上回ることができる気が、もうしなかった、と。

     

    ワールドツアー、プロコンチネンタル格のチームに所属するのも

    非常に狭き門で、さらに母国にはプロコンチームもない日本人としては

    その席を得るだけでも、大変なことで、その中でグランツールに出て、

    トップレースを走って、となると、本当に奇跡に近いこと、だと。

     

    欧州で走ることを目標としてやってきて、まさにその目標だった格での活動をし、

    そこを超える自分の飛躍のイメージや可能性が、もう描けなくなった、ということのようです。

     

    ここから何かやりたいことが決まっているわけではなく、

    人生の次のフェーズに踏み出し、次の目標を模索したい、と。

    (井上さん、お写真をありがとうございます!)

    盟友、西薗氏は、同じくプロコンを経験した自身の経験になぞらえながらも、

    彼なりのエールを送った、ものと思われます。若干酔いすぎてたかも(笑)

     

    こんなトップのコンディションにある年齢で選手を辞めるのは、

    もったいないことなのかもしれないけれど、自分の中で整理がつくのであれば、

    「人生の次のステップ」に移るのは、よい決断なんじゃないかとも思います。

    ここまで自分を追い込み、レースで達成感を得てきたひとが、

    普通の生活に馴染めるのかなというのは、ちょっと不安だけど。

     

    でも、なんだろう、この漠然とした大きな寂寥感は、と考えていて、

    事前に教えてくれていたら、レースを走る姿を目に焼き付けたりしたのに、

    後から「ジャパンカップが最後でした」となんて言われても、もう遅くないすか、あーた!

    ということなのかなと思った。

     

    今後も、声かけがあれば、イベントの参加や、例えばレースの解説をするとか

    そういう活動は可能なのだそうです。

    グランツールで存在感を示した日本人はまだごく少数だし、

    すっぱり、ここまでの活動と線を引いてしまうのではなくて、

    十代でイタリアのチームに入り、苦労して、コミュニケーション能力も磨き、

    ここまでやってきた経験は、伝えてほしいし、自身の価値を、活かしてほしいです。

     

    初山選手が「尊敬するアスリート」として掲げていた陸上短距離の福島千里選手からの

    ビデオメッセージがサプライズで寄せられ、とても嬉しそうでした。

     

    豪華な賞品が並んだビンゴ大会を終え、

    初山選手に、サプライズのプレゼントが贈られました。

    NIPPOの会長からも真っ赤なバラの花束が届いていました。

     

    参加者全員に、NIPPOから初山選手の写真で構成された特製のクリアファイルが贈られました。

     

    29日なんていう押し迫ったときに、北は北海道、西は山口から、参加者が集まり、

    仲間の選手が集合し、裏の実行委員会を作って準備して、

    明治さんがビデオレターに協力してくれて、NIPPOさんからもこんなにプレゼントが贈られるって、

    どれだけ、みんなから愛されてきたんだ!

     

    実は29日は私の誕生日で。。

    サプライズで、ケーキを用意してくれました。

     

    実は、このケーキは、初山選手の誕生日と今季の活躍を祝して、夏に手配していたものの、

    訳あって、その会が開催できなくなり、キャンセルしたものと同じものでした。

    残念がっていたので、この機会に用意してくれたのだと思います。

     

    このサプライズはありがたかったけど、皆さんは初山選手のために集まったわけだし、

    やっぱり私へのものを用意していただいたのは恐縮で...そんな話をしたら

    「最初から、この日程は絹代さんの誕生日も含めたものだったじゃないですか」と

    ふんわりと笑ってくれました。

     

    これから、どんな道をゆくのかわからないけれど、

    きっと、周りのみんなを味方にしながら、これまでの経験を活かして、

    初山翔ならではの新しい道を拓いて行ってくれることと思います。

     

    (T.TONEGAWA)

    日付が変わって、今日からが新しいスタート、ですね。

     

    揺らがないシンの強さとか、前にぐっと出てくる強いオーラとか、

    他の選手にはないものを持っていて、

    「このひとは、送り出さなくちゃいけないひとだ」

    と、イタリアで強く思ったあの夏は、もう12年前か。

    本当に、お疲れさまでした。

    羽ばたく姿を見せてくれて、ありがとう。

     

    この日のパーティーの、ひとつ大きな後悔と反省点は、

    ダブルMCだった純平氏がしゃべる余白なく、私がしゃべってしまったこと。。

    つい、時間内進行と、ざわざわするたくさんのひとに届けようとするあまり...

    ああ、やってしまった。

    ごめんなさい。

     

    そんなこんなで、2020が明けました。

    私も、言い訳してないで、ちゃんと前に進まなくちゃと思います。

    少しでも、前を見て、進化のある年に、したいです。

     

    1年後に、2020が、すばらしい年だったと言えるよう、

    がんばりましょう!



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