祝うということ。

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    たぶん、気が抜けた(笑)
    今日はなんもする気にならなくって、ひたすら眠い...

    おめでたい話の翌日に、悲しい話なんだけど、
    読める方だけ、読んでください。

    「自転車生活」のロケで熊本行きの寝台特急に乗る前夜、
    もう日付が変わった頃、実家の父から連絡があったの。
    小学校1年からの親友が、亡くなって、明日通夜だって。
    あまりにびっくりして、取り乱して、
    お風呂に入ったけど、カラダが温まらなくて、
    アルコールを飲んでみたけど、眠れなかった。

    昔は、飽きることもなく、毎日、毎日一緒に遊んでた。
    彼女の誕生日も血液型も、家の住所も電話番号も、
    私はまだ、全部ソラで言える。

    電車の出発時間の関係から、お通夜には間に合わない。

    もし、誰かに会えたなら、と、会場のお寺に行ってみた。
    大きな白い看板が立っていて、黒い文字で、大きく
    彼女の名前と「通夜会場」って書かれてた。

    お通夜と知ってて行ったはずなのに、
    一気に現実のものになって、
    心臓がつかみあげられるような気がした。

    ご家族はまだいらしておらず、業者の方だけがいた。
    でも、彼女は、もうそこに到着してた。

    涙が止まらなくて、アタマが真っ白になって、
    お線香の上げ方がわかんなくなって、
    「お線香って、どうやってあげるんでしたっけ?」
    ひっくひっくしながら、思わず、へらへらと笑った。

    彼女はホントにやせて、別人のようだった。
    一瞬、人間違いかと思った。
    でも、そんなハズはない。

    いくつか、コトバをかけて、
    ねぇ、幸せになってねってもう一回手を合わせて、
    業者の方にお礼を言って、会場を後にした。

    私が長いこと入院してたときは、
    お見舞いに来て、元気づけてくれてたのに。

    彼女は、大学を出てから、ひどくやせてしまって、
    入院したりしてたから、心配だったけど、
    この忙しさもあって、しばらく連絡を取っていなくて、
    どうしてるだろうって時々思い出していたの。
    ご実家に今の住所を教えてもらって、
    今年は、年賀状を出そうって思ってたのに。

    お通夜に行ってくれた母に、夜連絡したら、
    彼女は、私の本を買ってくれてたそうよ、って。

    泣けた。
    どんな思いで、読んでくれたんだろう?

    あとから友人に聞いたら「自転車生活」の表紙に
    していただいてたことも知ってたみたい。

    もっと連絡を取っていればよかった。

    すごく、思ったんだ。
    限りある人生、辛いこともあるし、
    実は普通に生きて行くのって、すごく大変だったりするから、
    おめでたいことは、ちゃんとお祝いしなくちゃだめだって。

    おめでたいことや、楽しいことを
    つながってるみんなで、しっかり祝って、楽しむことで、
    生きて行くことって、すごく楽になって
    すばらしいものになって行くんじゃないかなって。

    生きて行く、ひとつひとつを大切にしようと思った。

    大切なものや、大切なひとが増えると、
    きっと、強くもなっていくよね。

    この若さで、この世を去った彼女のためにも、
    しっかり、生きて行こう。

    あの頃の楽しかった思い出はいつまでも忘れないよ。

    すべての辛いものから解放されて、彼女が、
    天国でしあわせに満たされることを祈っています。

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    コメント
    ご冥福をお祈り致します。
    彼女にとって絹代のように
    思っていてくれる人がいる
    という事実が「幸せな人生」
    の証だ。
    • Zeus
    • 2008/12/23 12:05 AM
    久しぶり!
    絹ちゃんのブログ過去の記事からをたまたま発見して、最新記事にコメントを書こうと思って読んだらびっくり。大丈夫?今は辛いよね。私も5年前大親友を亡くしたから自分のことのように胸が苦しくなりました。でもね、彼女が辛いすべてのことから解放されて今は幸せでありますように…その通りだと思う。
    一番の供養は故人が心配しないようにしっかり前に進むこと。あ、絹ちゃんは頑張り過ぎるから普通に進めばいいよ(^^)
    今は無理せずいっぱい泣けばいいよ。時間は早送り出来ないから時間が経つのを待つしかないから。
    私は5年経ってやっと泣かなくなったよ。
    長いようであっという間の日々でした。
    やっと、彼女が目の前にいなくなってしまった悲しみより彼女と出会えたことの喜びの方が大きくなったんだ。
    長文ごめんね。
    近々ご飯でも行こうよ(^_-)
    • かをり
    • 2008/12/23 1:01 AM
    はじめまして。初めてのメールがこんな辛い時のメールで
    すみません。こちらは30才の時に妻と死別しました。
    突然の事で半年記憶が抜けていましたよ。。。。
    辛くても生きている以上前を向いて歩いていくしかないですね。未だに妻の事を思い出します(他界して18年ですが。。。)友達の事を何時までも忘れず 無理せず頑張ってください。しばらくは辛いと思いますが。
    乱文で失礼しました。
    • mimu mimu
    • 2008/12/23 1:13 AM
    わたしも、友人の奥さんが、つい先日永眠されました。
    大学時代から付き合っていた二人で、ずっと、ずっと二人は一緒なんだと思っていました。
    友人が、こんなに早く別れがやってくるとは、思わなかったよ。ってつぶやくんです。
    ほんとうに、理屈じゃ割り切れないことです。
    ただただ受け入れるしかありません。

    でも、悲しみにくれるのは、彼女の本意じゃないだろうし、
    自分だって、いついくことになるかわからない。

    やりたいことをやって、いきたいとこに行くのが、供養だと思っています。

    あ、銀輪の風に、絹代さん出ていましたねぇ。
    • Buchi
    • 2008/12/23 1:13 AM
    それだけ大切に思える親友を持てた事、素晴らしい事だと思います。

    いろんな人と出会って、いろんな経験をして、新しい思い出を沢山作っていけば、友人さんも喜んでくれると思います。

    • RA806E
    • 2008/12/23 1:20 AM
    友達はなすべきことをやって、亡くなったと思いたい。
    そうであれば短い人生も長い人生も、その価値に変わりは無いですからね。
    残された者も、精一杯生きていかにゃいかんです。
    絹代さんの生き方には多くの人が元気もらってます。
    人生を楽しませてもらってます。
    まだまだやることはたくさんありますよ。

    • よし
    • 2008/12/23 3:24 AM
    失ってはじめてその尊さ、大切さがわかる
    残された人にはその人の分まで大切にしたい
    私は親孝行できなかった父の分母を大事にする
    • ipapa
    • 2008/12/23 4:28 AM
    私はこの年でも、幸い親類縁者、知人の葬儀はあれど、親友を失った事は未だありません。とても胸を締め付けられる話です。適切な言葉を知らなくてすみません。
    これからをどう生きるかが、一番の供養にはなるのかな。ご冥福お祈りします。
    • せんちゃん
    • 2008/12/23 6:08 AM
    ご冥福をお祈りいたします。
    早過ぎる別れはとても辛いですよね。
    自分も3人友人とお別れしています。
    また小4で祖父母、高3で父。
    避けられない運命だとしても辛いです。
    でも受け留めなくては、忘れずにいる事が供養になるはずです。
    自分の事を語っちゃってすみません。

    船の話題と言えば、利根川CRに島村の渡しってのがあって
    自転車のっけて乗れるんですよ。(県道なので無料)
    自分も一度乗りました。対岸まで10分位の船旅ですが
    楽しかったです。機会があればぜひどうぞ。
    • エスプロ
    • 2008/12/23 6:11 AM
    絹代さんのご友人のご冥福をお祈りいたします。
    ご友人の居場所はこの世でなくなったかもしれませんが、お二人の気持ちはきっとこれからも繋がっていると思いますよ。
    • naka
    • 2008/12/23 7:26 AM
     私は今年の6月どうしてもすがりたいことがあって、信仰心ゼロでしたが、お寺の有名な上人様にお話をさせていただく機会をもらいました。
     「人は生まれたら必ず死にます。限りある命の中で自分に納得できる生き方をしたらよろしい。時には道を踏み外すでしょう、でもまた戻ればいい。
     自分をいじめたり、粗末にしたりしないように。自分が幸せになることで、相手にも心が穏やかになれます。」
     今もたまにお寺に行く程度ですが、あの時の言葉には救われました。
     絹代さんも、友人の方の分まで充実してこれからの人生いっぱいいろいろ経験して幸せになりましょう。
     僕もそう願っています、自分もそうします。
     つらい時はアメリカの企業家のようにカウンセラーを持つのも方法です。僕も、持っています。
    • Ydent
    • 2008/12/23 7:58 AM
    お友達のご冥福をお祈りいたします。

    僕も早くに亡くした友人もいますし、会社ですごくお世話になった先輩が昨年、ホノルルに出発する直前に急逝されて、
    通夜に駆けつけて複雑な想いで旅立ったのを思い出します。
    今年の完走とかは先輩にもささげたいと思います。

    やはり周りの大切な人たちには、健康でいてほしいですね。

    もうすぐ発売の「自転車生活」しみじみと読ませてもらいます。

    気分ばらしに軽く、ポタリングとかいってきたらどうですか?

    • おくちゃん
    • 2008/12/23 11:01 AM
    絹代さん、元気を出してくださいね。きっと何時までも絹代さんの心の中で、ご友人は生き続ける事と思います。
    生きている以上誰にでも必ず死はやってきます。私も一日一日を大切にして生きていこうと思います。
    • TOMU
    • 2008/12/23 11:15 AM
    生まれてきた時からすでに人間は不公平だと思う。
    若くして命を落とす人もいれば、100歳の長寿を授かる人もいる。
    私は自転車に乗れる丈夫な体を授かったし、可愛い子供も授かった。
    だから、それを幸せと思い、大事に感謝して生きていく事が大切だと思ってます。それが亡くなった方々への供養だと....。
    私達は頑張って生きて行こうね。
    ご無沙汰しております。
    高校の自電車部は、年末 沖縄合宿だそうで、
    中坊はお休み。
    やっと!自由な時間が取れました♪
    絹代さん、体調がすぐれない様ですが、
    大丈夫ですか??
    ホントそぅですよね。
    一日一日を、
    一生懸命生きなきゃあかんっすね!
    • nakamura
    • 2008/12/23 4:28 PM
    ご冥福をお祈りします。
    言葉もありません。残された者の努めについて真剣に考えて、しっかり生きていくことしかありませんが、こういうのを、「お布施」というのでしょうか。最近、仏教に凝り出したものですから。
    • くろちゃん
    • 2008/12/23 5:43 PM
    絹代さんの友人はきっと、普通の人が生涯あじわう、痛みをこの若さで全部受け入れてきたのだと思います。そして絹代さんの活躍を、誇りに思い、笑顔に癒されたのではないでしょうか。今年も、数日で終わりますが、来年は気を引き締めていきましょうって僕の事です。
    • サーリー
    • 2008/12/23 6:05 PM
    絹代さん、こんばんは。

    少しだけ久しぶりにブログを拝見させてもらいました。

    なんと、悲しい出来事が。。。。。

    あらためて自分も、日々を大事に生きよう、仕事もがんばろう、スポーツもしようと思いました。

    現在、絹代さんの本を読んで『しまなみ海道』を走りたい
    病にかかっています。。。。春ごろチャレンジします。
    • ルイガノ
    • 2008/12/23 9:32 PM
    つらいですね。
    私も、中学の時よく遊んでいた友達をなくしました。
    病気でしかたなかったのですが、いまだに笑った顔を思い出します。
    絹代さんも気を落とさずに彼女の分も前向きに生きてください。きっと、彼女は絹代さんを見守ってくれてます。
    ご冥福をお祈り致します。
    • ぱぷわ
    • 2008/12/23 10:40 PM
    なんとまぁ、悲しい出来事でしょうか。
    九州に向かわれる際のブログでも
    少し語っていらっしゃいましたが
    友人の死だとは・・・

    しばらく会えず、そういう形での
    再会とは断腸の思いと察します。
    やはり絹代さんの活躍は本人も御存知で
    応援なさっていたことでしょう。
    御冥福をお祈りいたします。

    「すごく、思ったんだ。
    限りある人生、辛いこともあるし、
    実は普通に生きて行くのって、
    すごく大変だったりするから、
    おめでたいことは、
    ちゃんとお祝いしなくちゃだめだって。」
    →辛いことは半分に、
    おめでたいことは2倍に感じたいです。

    普通に生きている。それってすごいことなんですよね。
    私自身にふとそれを忘れてしまうことがあります。
    命あって物種。だからこそ
    私もみんなも一所懸命(一生懸命)に日々過ごさないとね。
    • TOMY
    • 2008/12/23 11:04 PM
    幸せ、だったかな。
    私には、何もできませんでした。
    連絡も、取っていなかったし..
    何か、できたかもしれないのにって、
    おこがましくも、やっぱり、ちょっと悔いが残ります。

    きっと、天国で、もっと、もっと、幸せに!>zeusさま

    ご無沙汰しております!コメントありがとうございます。
    やっぱり、かをりさんのご友人のことを、ふっと思い出しました。

    他にも、いろいろなことを思い出して、
    いろいろなことを、考えました。

    しっかり、前に進みます。
    ありがとうございます。

    そう、近況聞かせてくださいね!>かをりさま

    ありがとうございます。
    奥さまを失われたのですか...
    さぞかし、お辛かったでしょう...

    生きていることや、出会いに感謝しながら、
    前を向いて行きたいと思います。
    ありがとうございます!>mimu mimuさま

    ホントに、あっけないものです。
    そんなことってあるの?って、つい、神様に聞きたくなりますよね。

    そう、自分の道を行きましょう。
    すべてのひとに、それぞれの「与えられた道」があるんですよね。
    自分の道には、どれだけの距離があるのかわかりませんが、
    私は、それをまっとうして行きたいと思います。

    どうして銀輪の風に出ていたんでしょう...^^;??>Buchiさま

    ありがとうございます。
    数年、連絡を取っていなかったので、
    実は、私のことなんて、もう覚えてないかもすら思ってたんです。

    ちっちゃなころからの思い出って、やっぱり濃厚です。
    どこか深いところに刷り込まれてるんですよね。

    生きて行きましょう!>RA806Eさま

    彼女は、彼女に割り当てられたこの世でなすべきことを
    やり終えて、召されたんだと思うようにしています。

    やることは、いっぱいありますよね。
    自分も楽しんで、誰かのためにできることはやって、
    人生を紡いで行きたいと思います。>よしさま

    こういうことがあると、考えますよね。
    大切なひとたちは、大切にしなくちゃ!

    お母様孝行、して差し上げてください。>ipapaさま

    ただただ、びっくりしました。
    生きるもののはかなさを知りました。

    ありがとうございます。
    ちゃんと、一歩一歩、踏みしめて、生きて行きます。>せんちゃんさま

    そうですね。
    落ち着いたら、お線香でも上げさせてもらおうかと思っています。
    こんなに平和で安全な社会に住んでいるからかもしれませんが
    友人が命を落とすなんて、考えもしませんでした。

    世界にはいろいろな国があるわけで
    「いのち」というものをまた改めて考えました。

    島村の渡し、ですか...
    春になったら、行って見ようかな。
    ありがとうございます。>エスプロさま

    きっと、あっちではのびのび、幸せにやってると思います。
    ありがとうございます!>nakaさま

    自分が幸せになることで、他者にも穏やかに、優しくなれるって
    本当にそうだなって思います。

    ありがとうございます。
    私は大丈夫ですよ!>Ydentさま

    そんなことがあったんですか...

    子供のうちに、この世を去ってしまうひともいますし、
    いのちの火って、強いようで弱いんですよね。
    大切にしなくちゃ...

    もう、2週間以上も前のことですから、
    大丈夫ですよ、ありがとうございます!>おくちゃんさま

    ありがとうございます。
    あまりに早くてびっくりしましたが、
    きっと、それが彼女の道だったんだろうと思います。
    思うことにしています。

    私にだって、いつ「その日」がやってくるかわかりませんもん。
    大切に、生きましょうね。>TOMUさま

    前にも書いたと思うんですが、
    この生きてる間の方が「試練期間」なのかなって思うんです。
    神様からオッケーが出ると、上に戻れる。
    だから、早く亡くなるひとは、神様が早くに楽になっていいよサインを
    出してくれたひとなのかなって。

    たとえ試練期間だったとしても、せっかくこの世に
    産み落とされたんですから、精一杯、いいものにしたいです。
    この世で味わう、ひとつひとつの幸せ、
    感謝して行きたいですね。

    がんばって生きて行きます。
    ありがとうございます!>みかさま

    そうなんですね、よかったですね!
    自由を満喫してくださいね!
    体調はもう大丈夫です、ありがとうございます。
    日々を、大切に生きなくてはいけませんよね。>nakamuraさま

    そうですね、しっかり生きて行きましょう!
    それなりの「善行」を積んだりしながら!>くろちゃんさま

    辛かったでしょうね...
    ホントに、辛かったろうと思います。
    解放されて、今は、楽になってると思いますよ。
    天国では、ふっくらして、あの頃みたいな笑顔で
    暮らしてくれてるといいな。

    来年、気を引き締めていきましょう!>サーリーさま

    日々、悔いのないように生きたいですね。
    同時に、カラダのチェックやケアもしっかりしなくちゃ...

    しまなみ海道、いいですよ!
    ぜひぜひ、行ってみてください!>ルイガノさま
    • Kinuyo
    • 2008/12/23 11:12 PM
    そうだったんですか...
    私も、記憶のなかに、彼女の笑顔や、いろんなシーンが
    しっかり、鮮やかに残っています。

    前向きに生きたいですね!
    ありがとうございます。>ぱぷわさま
    • Kinuyo
    • 2008/12/23 11:14 PM
    銀輪の風は、藤沢で行われた、ウィラースクールの紹介でした。
    • Buchi
    • 2008/12/23 11:43 PM
    そうか!
    オンエアされたんですね〜
    シクロチャンネルに、むかーし撮ってくださった映像を
    使わせてほしいと連絡があったので、
    むかーしの映像が流れます...>Buchiさま

    • Kinuyo
    • 2008/12/23 11:47 PM
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